日本政策金融公庫(日本公庫)は、国の政策にそって、中小企業や小規模事業者、創業する人にお金を貸す金融機関です。
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お金のことを考えて、眠れない夜が続くケースです。
民間の銀行を補う役割を持っているので、取引銀行とどちらか一方を選ぶものではありません。組み合わせて使うこともできます。
借りられるかどうかは、公庫が決めます。相談の前に「何に、いくら、いつまでに必要か」と「どう返すか」をそろえておくと、話が進みやすくなります。
日本公庫って、どんなところ?
日本公庫は、政府がお金を出している金融機関です。事業ごとに、主に次の2つに分かれています。
- 国民生活事業:小規模な事業者や、これから創業する人が中心。融資先の約9割が、従業者9人以下の事業者です。
- 中小企業事業:中小企業への融資が中心で、1社あたりの金額も大きめです。
会社の大きさや、借りたいお金の使いみちによって、相談する窓口が変わります。
出典:日本政策金融公庫「国民生活事業のご案内」「中小企業事業のご案内」(日本政策金融公庫)
取引銀行とは、どう使い分ける?
- 日本公庫は、民間の銀行を補う役割の金融機関です。
- 日ごろのお金の出し入れや、毎月の支払いの口座は、取引銀行が中心になります。
- 大きな設備や、新しい挑戦のためのお金などは、取引銀行と日本公庫の両方に相談することもできます。
- どこから、どんな形で借りるのがよいかは、会社ごとにちがいます。取引銀行とも話しながら、全体を組み立てることが大切です。
相談の前に、そろえておくこと
- 何に、いくら、いつまでに必要か:使いみちごとに金額を出します。
- どう返すか:借りたあと、事業で残るお金で、毎月返していけるかを確かめます。
- 今の会社の数字:決算書と、最近の月ごとの数字(試算表)。
- この先のお金の見通し:いつ、いくら入って、いくら出るか(資金繰り表)。
- 事業のこれから:何をして、どう伸ばしていくか。
日本公庫も、手続きの中で、お金の使いみちや事業計画などを確かめると案内しています。必要な書類は、申し込む内容によってちがうので、公庫の窓口で確かめてください。
くわしい準備は、「銀行交渉が苦手な社長へ|融資相談前に整理したい7項目」にもまとめています。(記事を見る)
よくある質問
Q. 銀行に断られたら、公庫に行けばいいですか?
A. 公庫も、返せるかどうかをしっかり確かめます。まずは、なぜ難しかったのかを確かめ、準備を整えてから相談するのが近道です。(断られたらの記事)
Q. 取引銀行に知られると、気まずくなりませんか?
A. 隠す必要はありません。会社全体でどう借りるかを、取引銀行とも話しながら決めるほうが、長い目で見てお付き合いがうまくいきます。
Q. 金利や借りられる額は、どれくらいですか?
A. 融資の種類や、会社の状況によって変わります。最新の条件は、公庫のホームページや窓口で確かめてください。
当社ができること
- 何に、いくら、いつまでに必要かと、どう返すかを、一緒に数字にします
- この先のお金の見通し(資金繰り表)を作り、公庫や銀行に持っていく資料をそろえます
- 取引銀行と公庫を含めて、会社全体の借り方を一緒に考えます
借りられると約束することはできません。決めるのは公庫や銀行です。約束できるのは、判断に必要な数字と説明を、一緒にそろえることです。