経営の数字と仕組み
宿泊業(ビジネスホテル・6館)
12時間労働が当たり前の職場を、
8時間で回る仕組みに。
すべての作業を1分単位で測り、0から組み直しました。正社員の労働時間は12時間から8時間に。休みは完全週休2日になり、パート・アルバイトの人から「正社員になりたい」と言われる会社になりました。
この事例を担当したCFO上野 貴司(中小企業診断士)
課題
朝食は人気。
それでも、人が育たない。
東海地方で6館を営む、ビジネスホテルチェーンです。部屋数は合わせて1,800室、年商は25億円。地方の食材を使った朝食バイキングが売りで、人気があります。
社長が困っていたのは、人手不足でした。社員は12時間労働が当たり前。勤務の途中で長く抜けて、また戻る「中抜け」も、当たり前になっていました。
すぐに辞めるので、人が育たない。支配人の力も落ちていき、お客さんへのサービスが悪くなって、苦情が増えていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ホテル | 東海地方のビジネスホテルチェーン(6館・1,800室・年商25億円) |
| 客単価 | 6,500円 |
| 支援の開始 | 2025年7月 |
| 困っていたこと | 12時間労働と中抜けが当たり前で、人が辞め、育たない |
| したこと | すべての作業を1分単位で測り、0から組み直した |
| シフト | 早番・遅番の2本に。深夜は準社員を採用 |
| 正社員の労働時間 | 12時間 → 8時間 |
| 休み | 完全週休2日 |
取り組み
担当CFOが、
最初に見たもの。
- すべての作業を、1分単位で測る。ホテルのすべての作業を1分単位で測り、どこに、どれだけ時間を使っているかを見えるようにしました。
- 0から、組み直す。いらない作業は、やめました。残す作業は、時間をずらして組み直しました。
- シフトを、2本にする。シフトを早番と遅番の2本にしました。深夜の時間帯は準社員を新しく採用し、正社員の深夜勤務はやめました。
結果
辞めていく会社から、
「正社員になりたい」と言われる会社へ。
正社員の労働時間は、12時間から8時間になりました。休みも、完全週休2日になりました。
社員は辞めなくなりました。それどころか、パート・アルバイトの人から「正社員になりたい」という声が出るようになり、採用が強くなりました。人件費も下がりました。
「今までうちの社員が誰もできなかったことを、あっさりやっちゃうんですね」
― 社長
働き方の変え方は、ホテルの大きさや作業の中身によって変わります。同じ結果を保証するものではありません。会社名は伏せています。
この事例を担当したCFO
上野 貴司
代表取締役・中小企業診断士。事業会社での財務・経営管理15年、企業支援11年。
経歴と考え方を見る御社の状況を、こうしたところから確かめます。
- 長い労働時間や中抜けが、当たり前になっている。
- 人がすぐ辞めて、育たない。
- どの作業に、どれだけ時間を使っているかを、数字で見たことがない。
人を増やす前に、
時間の使い方を確かめる。
人が足りないと感じたら、まず今の作業に、いらないものがないかを確かめる。1分単位の数字から、一緒に組み直します。
上野に相談する LINE登録者限定・オンライン・30分・無料|有料契約のお申し込みではありません